よくある質問集

Q1

苔庭は特別な管理が必要ですか?

 当社の苔の多くは、比較的、乾燥を好む種類です。毎日の水遣りは必要ありません。基本的には雨や露で生育しますので、水遣りは補助的でよろしいかと思います。

苔は密なマット状ですので、雑草がとても生えにくくなります。簡単な除草、落葉等の清掃が日常の管理になります。

Q2

(苔盆栽・苔玉)一年中室内で管理できますか、 またどのように管理すればいいのですか?

一般的な観葉植物の多くは室内の少ない光でも生育することが可能ですが、本来、多くの植物は室内だけの管理では、だんだん弱ってしまいます。(病気や樹形の乱れ、花が咲かないなど)
毎日、数時間でも外気に触れさせ、四季を感じさせてあげることで健全に育っていきます。
基本的には屋外で管理して、時々室内に入れるくらいが好ましいでしょう。そうすることで、永く楽しめるようになります。

Q3

庭が荒れているのですが、施工例みたいな庭は造れますか?

当社で施行する場合は、お庭の環境を見極め不要な草などを整理し、樹木の移植など環境や景色に考慮して作庭しますので、どんな状態のお庭でも素敵な苔庭に変身させていきます。

Q4

ホームセンターで購入した苔や、山から採ってきた苔で 庭に張るにはどうすればいいですか?

ホームセンターなどで、パック等に長い時間入れられた苔は、蒸れたり、腐ってしまったりとあまりいい状態の物を見かけません。そのような苔はお庭に張ってもなかなか定着しません。山で採取した苔もそうですが、急激な環境の変化に苔はついて行けません。

Q5

水はけの悪い庭でも大丈夫ですか?

水はけの悪いお庭の場合、そのまま苔を張りますと蒸れたり病気になって腐ってしまいます。水が溜まるような土質は、山砂や川砂などを混ぜたりして、水はけを良くしてあげることで、苔は健全に育っていくことができます。

Q6

スギゴケと同じ扱い方でよいのでしょうか?

一般的に売られているスギゴケのように、粘土質状の土がついている苔を張る場合、無理に下地に馴染ませるために、足で踏んだり、ゴムハンマーで叩いたりしている場合が多いようですが、当社の苔はそっと下地に馴染ませるだけで、定着していきます。力は要りません。やさしく扱ってあげて下さい。

Q7

陽が当らなく暗いところでも大丈夫ですか?

苔のイメージは暗くてジメジメした所に生えていると思われがちですが、実はそのような環境条件で生きている苔は意外と少ないのです。苔も植物ですので、明るい日陰〜木漏れ日などの光で光合成を行っています。

Q8

季節によって、苔は枯れたりしないのですか?

苔の中には、比較的短い周期(1〜2年)で一度枯れたようになり、またしばらくすると、新芽が出てくるというような種類があります。コスギゴケなどがそれにあたります。当社では扱っている苔の種類の多くが、永年性の植物ですので、通年で緑色の状態を保っていきます。

Q9

関東でも苔は生きるのですか?

関東地方では、冬季乾風により、苔が痛むことがあります。通風が良すぎる場合などは防風対策を行うことで、ダメージを軽減することができます。多少のダメージでしたら、春から新芽が期待できます。

Q10

苔の上は歩けますか?

苔は踏まれても大丈夫ですが、常に通路になるような場所は、苔がおちつかず、痛んでしまいます。そのような場合は、園路などを設けることが望ましいです。草取りや清掃時に踏む程度でしたら大丈夫です。